ためになる!サッカーの歴史
現在、数多くのサッカーユニフォームがあることからもその人気をうかがうことが出来るサッカーですが・・・
批判をたくさん浴びていた時代もありました。
ピューリタンのなかでもっとも激しくフットボールを批判したのは、フィリップ・スタッブズ(1555~1610年頃)という人物でした。
スタッブズの『悪弊の解剖』(1583年)は、芝居や舞踊や賭け事といった当時人気のあった娯楽をピューリタンの立場から批判したものですが・・・
そのなかでフットボールもやり玉に挙げられているのです。
『・・・安息日であれ、他のいかなる日であれ、われわれを敬神から遠ざけるような行ないは邪悪なものであげ、禁じられるべきである。
・・・フットボールの競技に関して、私は断固として申し上げたい。
フットボールというのは、遊びや娯楽というよりも・友誼的な種類の戦闘と呼んだほうがよいと。
また、仲間どうしの気晴らしや遊技というよりも、殺伐とした惨たらしい行為と呼んだほうがよいと。
その証拠に、誰でも待ち伏せして敵を倒し、鼻面をぶん殴るではないか。
・・・その結果、ときには首の骨が折れ、ときには背骨が折れ、ときには腕の骨が折れ、ときには関節が外れてあれやこれやの骨が飛び出し、ときには鼻から血が吹き出し、ときには眼球が飛び出し、ときには身体のあれやこれやの個所を怪我するのである。
・・・そして、そこから、まぎれもなく悪意、敵意、怨恨、痴癌、憎悪、激昂、怨念といったものが生じ、日々の経験上明らかなように、場合によっては乱闘、口論、争論、喧嘩、殺人、故殺、多大の流血といったことが起こるのである。』
・・・かなり大げさでヒステリックな批判ですが・・・
これが安息日を守ることを何よりも重視したピューリタンのフットボール批判の典型でした。